現在、企業やショップでは、自社のホームぺージを所有するのは当然の事のようになっています。
WEBでもって自社のイメージアップを図り同時に商品やサービスの広報を行うのは
半ば常識の営為と言っても過言ではありません。
ホームぺージには経営的に需要な任務が課せられています。
それだけにアクセス解析には真摯に取り組む必要があります。
アクセス解析とは、ホームぺージを閲覧した人がどのサイトから来たのか、たとえば検索エンジンで
キーワードを調べて訪問したのか、あるいは他のサイトからのリンクをクリックしてきたのか、さらには
そのページで滞在していた時間や閲覧ページ数などといったすべてのデータを集めて解析していくことを指しているのです。
インターネットが始まりだした時代は、企業のホームぺージというのも、ほとんどは会社案内などの一般的情報を伝達するのが目的でありました。
ところが昨今では、自社の取り扱い商品やサービスの紹介を行いつつも、販売促進につなげたり
ネット広告を通じて集客を行って、サイト訪問者に商品購入や会員登録を促すなどといった意図を持つサイトが目立ってきました。
企業が自社のホームぺージの現状を把握して、訪問数を増やしたり、販売促進を加速させる上では
非常に有効な手段の一つであることは間違いありません。
解析内容を把握するためには、幾つかのキーワードを理解しておく必要があります。
PV(ページビュー)
Page Viewの略称で、ホームぺージ内の特定のページが見られた回数をあらわしています。
ブラウザにHTML(ページ)が1ページ表示されたら1PVとカウントされます。
UU(ユニークユーザー)
Unique Userの略称で、サイトや特定のページを訪れた人の数を示しています。
ただし、同じ人が繰り返し同じページにアクセスしたとてもそれは1人と計算されます。
セッション数
アクセス数と一般的に呼ばれております。
閲覧した人がホームぺージにやってきて幾つかのサイトを見て回り、他のサイトへ去るまでの一連の行動を、一つのセッションと見ています。
平均PV率
ユーザが1度の訪問(1セッション)で、平均何ページ閲覧したのかを示す数値のことでサイトへの総ページビュー数 ÷ 総セッション数で求めます。
平均PV率が高いと、ホームぺージの内容が充実していてユーザーの関心が高いという仮説を立てることができます。
離脱
訪問者がホームぺージ内のページから他のWebサイトへ移動したり、ブラウザを閉じることを「離脱」といいます。
あと少しでお問い合わせや資料請求というページで離脱してしまうことのないよう改善する必要があります。
直帰
訪問者がホームぺージを1ページだけしか閲覧せず、すぐに他のWebサイトへ移動したりブラウザを閉じたりすることを「直帰」といいます。
直帰率が高い場合、訪問者が知りたい情報がない、目的と違うという印象を与えてしまった可能性が高いと考えられいます。